【名付け】姓名判断はどこまで重視するべき？

産まれてくる赤ちゃんへの1番最初の贈り物である名前。
一度名付ければ後戻りはできないし、一生使ってもらう名前ですから名付けは本当に頭を悩ませますよね。

きょうだいの多かった昔はもっと単純にサクサクと名前を決めていたようなイメージですが、今は一人一人への思いの込め方がより強くなっているのではないでしょうか。
その点に加え、近年は重視される「姓名判断」…。これがまた曲者です！姓名判断という概念さえ無ければとっくに決まっているのに！みたいな😫

私もしっかり姓名判断に振り回されたタイプですが、姓名判断についてどこまで重視するべきなのか、その考え方のヒントをシェアしたいと思います。

サイトによって姓名判断の結果に違いはある？

ネット上にはたくさんの無料姓名判断サイトがありますよね。
その中でも、ママさんの使用度が高かったサイトをいくつかピックアップします。

姓名判断 彩	https://namaeuranai.biz/
名付けPON	https://pon-navi.net/nazuke/
ネムディク	https://namedic.jp/
姓名判断の虎の舞	https://www.虎の舞.com

「虎の舞」は旧字で判定するのと、三才配置を重視する姓名判断なので、他のサイトと比べて流派が違う印象です。つまり結果も大きく変わってきますので、「虎の舞も他のサイトも、すべて吉以上でクリア！」というのは無理でした(笑)

このように「流派やサイトによって結果が違うから何を信じればいいか分からない🙄」…ならもう姓名判断は気にしない！！という結果に落ち着くパパママさんも多いようなので、私自身検証してみたところ…👇

• 姓名判断サイトは結構色々見ました
• 分厚い名付け本も買いました
• トツキトオカというアプリのオーダーメイド名づけBOOK(※👇) も試してみました

私が確認した中では、はっきり言ってどの姓名判断結果も大差は無かったです！

いずれも最も基本的な流派になぞらえているのでしょうか？
よい画数、悪い画数というのはもうあらかじめ決まっている、という感じです。「吉と大吉が入れ替わる」「凶と大凶が入れ替わる」くらいの差しか確認できませんでした。

自分の姓名判断は？周りの人や、有名人は？

まずは自分の姓名判断をされてみましたか？結婚して結果は変わったでしょうか。また、周りの人はどうですか？

以下に例として、私の場合と夫の場合を書いてみます。

姓名判断が良い私と、悪い夫の場合

私の場合、旧姓では吉と大吉で構成されていました。結婚してからは凶が混ざっています。自分でかなり運がよいと思いながら生きてきて、そしてそれは本当に名前のお陰だと思っていました(笑)

でも当然、人生はいいことばかりではありません。思い返すと、うまくいった時だけ、運のお陰！名前のお陰！と言っていました。かといって、悪いことが起きたときにはちゃんと自分自身で何とかしてきたわけです。

逆にもし姓名判断が悪ければ、うまくいかない時だけをフォーカスして「名前のせいだ！」と思っていたかもしれません。
どんな名前でも、いいこともあれば悪いことも起きますもんね。結局モノは考えようだということなんですね…。

一方、夫の方は凶が多く入った名前です。そして私から見て、めちゃくちゃ苦労人です😓
ですが本人の性格上、「確かに苦労はしたが、今が幸せだからよし！」という考え方のようです。

有名人の場合

有名人の名前を姓名判断で検索してみたことはありますか？
例えば「話題の人物/ネムディク」でいくつか検索してみるとこのような結果が出ました。

大谷翔平さんは、名付けに悩めるママの間でよく話題になる人物です。姓名判断を重視しない派の方は「あれだけ活躍している大谷翔平選手だって姓名判断は良くないよ！」とテッパンで言います。

北川景子さんは、私が個人的に好きなので調べてみました。芸名ではなく本名です。めちゃくちゃ良い画数なんですね…！さすがあの美貌とあの活躍、納得です…。ご結婚されたので名字は変わったかもしれませんが、姓名判断では「芸名など普段使う名前」が優先されるそうです。(なんか、ゆるい設定だよなぁと思いますが)

3枚目は偶然見かけた今田美桜さんの姓名判断結果。オール凶は逆に難しいってくらいレアだと思います。でも今田美桜さんもすごく可愛らしい方です。どこに凶の要素があるんですか？と問いたい😂

とはいえ有名人のことなんて表面上しか見えないので、充実しているように見えても実際のところは分かりませんよね🙄

個人的には、有名人の姓名判断結果を見ているより、身近な人を調べている方が「この人、凶多いけど気にしない性格だろうなぁ」とか「大吉多いなぁ、でもあんなことで苦労してたっけ…」とか、何となくイメージが湧きました。
この時が一番、姓名判断ってあんまり関係無さそう、と思えました(笑)

姓名判断についての考え方

私はどちらかというと姓名判断を気にする方なのですが、ここでは姓名判断の重要性や信憑性について客観的に考えてみます。

姓名判断が流行っているのは日本だけ

そもそも、姓名判断の発祥は古来中国だと言われていますが、日本に伝わってからは日本なりの進化を遂げたようです。

日本では昔から「言霊」＝言葉に魂が宿る、という考え方が定着しているため、姓名判断もすぐに広まったとされています。

ですが、例として英語圏の欧米諸国では姓名判断なんて聞いたことがないですよね。
そりゃアルファベットって…画数も少ないし、同じ運勢の人たくさんが出てきそうです😂

私たちが名付けの際に姓名判断を気にしがちなのはかつての日本人の遺伝子だったのですね…(笑)

旧字と新字

姓名判断が浸透してゆくプロセスにおいて、日本では旧字から新字へと変わっていく時代がありました。
例えば、「國と国」では画数が異なりますから、意味は同じでも姓名判断の結果は変わっちゃうわけですね。

現在でも「旧字の画数でなければ意味がない」と主張する流派もあれば、「新字で数えるのが一般的だ」というケースもあります。正直我々初心者にはどちらが正しいのかなんて判断できそうもありません。

「よい画数＝平凡」とされている

これには私も納得したのですが、姓名判断においては「よい画数＝吉数＝平凡で穏やかな人生を歩む」とされており、逆に「悪い画数＝凶数＝良くも悪くも波乱万丈になる可能性がある」ということだそうです。

大谷翔平さんの場合は、「波乱万丈な人生だが、良い方向に偏った」と捉えることができるのかもしれません。
織田信長だって太宰治だって、姓名判断は良くないのですよ…！

将来をイメージしてみる

次の2つの可能性を比べてみて、どちらの方が後々引きずりそうか考えます。

自分だけでなく、パパや周りの人がどんな風に考えるタイプかも考えてみてくださいね。

私の場合は夫がめちゃくちゃポジティブ人間で、運命は自分で切り開くんだー！みたいなタイプなので、子に何が起ころうが名前のせいにはしそうも無かったですし、そんな人が身近にいることでこちらまで前向きになれるものです。

私やあなた自身も、子にとってそのような存在になっていくことが大切なのかもしれません😊
いつか子が「姓名判断がよくない…」なんて言い出したときにも、「こちとらそんな診断に負けへんくらい気持ちを込めて名前決めたわ！」と一蹴してあげられたらいいなと思いますよね。

五格の優先順位を決めておく

「五格」は名前を5つのパーツに分けてそれぞれの画数で運勢を示すというものです。

5つもあれば、全部良い画数で揃えるなんて相当難しいです！
そのため、自分の中で何を優先するか決めておくのがよいでしょう。

一般的に「最重視するべきは人格」とされており、その次に重視したいのは「男の子なら総格」、「女の子なら地格」がおすすめです。

姓名判断をどこまで重視する？まとめ

姓名判断について客観的に考えてみていかがでしたか？
やっぱり占い的な要素が強いし、結局は気持ちの持ちようだとしか言いようがないですよね。

一度でも姓名判断を気にしてしまった方は、私もそうなのですが、どれだけ意味が無いと言われたとしてもフル無視することはできないと思います。多分！

ですが、「名前を付ける親の思いは、どんな運よりも強い」という風に考えてもいいと思います。
親としては、姓名判断を気にしすぎるより、ポジティブな考え方ができる子に育てたいという気持ちの方が大事かなと。

私の場合は、姓名判断で最も重視される「人格」と、女の子なので名字に影響の無い「地格」の2つのみ重視しました。
結果的に、総格は捨てました！凶です！😤(笑)

どうか素敵なお名前をプレゼントできますように…☺