注文住宅って本当に難しいそうで、いくら計画を練って考えに考えて建てても、実際に住んでみると100%納得することはなかなか無くて、結局何かしらの後悔が出てくるそうです。
私が今住んでいる家は、夫が間取りなどを設計した新築の注文住宅です。
既に建ってから私が住み込んだ形なので、家の要望に私の声は一切入っていません。
基本的には快適で満足なのですが「もし私がオーダーするなら、ここはこうしたかった…!」と思うこともあるので、その点をまとめてみました。
リビング

窓、ソファー、テレビの位置関係
注文住宅を設計する際、窓の位置と、テレビとソファーを置く場所を先に考えておいた方がいいです。
窓があるところにはテレビもソファーも置けません。
- ソファーの位置からテレビが見やすいか
- どの壁側に設置するか、または部屋の真ん中か
- ソファーの形がオットマン付きの場合は向きを考えておく
ちなみに、テレビは断然壁掛けがおすすめです!部屋が広く使えます。
テレビのサイズは部屋の広さによりますが、我が家は20帖ほどの空間に奮発して65インチのテレビをバーン!と設置しました。
お客さんが来たときにテレビのサイズを褒めてもらえます。Youtube見ながら踊れます(笑)
リビングは20帖くらいは欲しい
リビングの空間は、四角の形にできるだけ広く取ることをおすすめします。
私はリビングが広ければ広いほど、セレブ気分でQOLが上がると思っています。
もし同じフロアに別室で和室を用意するとかなら、一室にまとめた方が無駄なスペースが無くなり、空間をより広く使えます。
我が家の場合は、キッチンを入れると約20帖なのですが、リビングだけなら16~17帖くらい。
猫のケージが1帖分を占めていてその周りがデッドスペースになるのと、部屋干しもリビングでしてしまうので、ダイニングテーブルを置くスペースがありません🤪
でも、ソファーとリビングテーブル(1つはコタツ)をなぜか2つずつ置いているので、無駄なものを置かなければ16帖でもそこそこ余裕があるっちゃあります!
クローゼット必須
多くの時間を過ごすリビングでは、クローゼットの必要性を強く感じます。
夫さん作っておいてくれてありがとう!と思います。
1帖ほどのスペースですが、正直足りないくらいです。
後から収納棚を置く場合だとどうしても中身が見えてしまいますし、リビングのスペースを圧迫してしまうので私は嫌なんですよね…。
来客時、目に見えないところに隠したいもの、全部クローゼットに片付ければよいので本当に重宝しますよ!
キッチン
テレビが見たい
我が家は一応カウンターキッチンという形のはずですが、シンクからしかテレビが見えません。
コンロの前は壁です!
洗い物中は水の音でテレビの音も聴こえないんですよね…(笑)
料理時間はバラエティーのゴールデンタイムになることも多いので、テレビが見られたら嬉しかったなと思います。
コンセントの位置
シンク、コンロのあたりにコンセントが無く、夫も失敗したと言っています。
お陰で炊飯器を置くのにどこかから延長コードをぐいぐい引っ張ってくるはめになってます。
ただ、キッチンの後ろ側にもカウンタースペースがあるので、そちらに電子レンジや電気ポットなどを置いています。
とにかく収納スペース
キッチンの収納スペースは、多すぎて困ることは無いはずです。
こんなん、なんぼあってもいいですからね!
👇カウンターキッチンの場合でしたら、このように振り返った後ろ側にもバチバチに収納スペースを用意した方がいいと思います。隣には冷蔵庫。
解放感重視でなければ、レンジフードの横の空間にも思いっきり作っていいと思います!

インスタントラーメンや缶詰などの非常食、お米、ペットのごはんストック、土鍋、ガスコンロ、電気プレート、大量の調味料、ラップ類、ボウル……、後から片づけるものがいくらでも出てきます。
個人的に、あとから食器棚を置くよりも、家を建てるときに最初から収納棚を取り付けておく方が、見た目もかなりスタイリッシュになると思います。
好みはありますが、できれば見えない収納にした方が、生活感が出にくくて綺麗です。
リビングなどにクローゼットを用意するパターンもあると思いますが、キッチンスペースは縦にも横にも広いので、収納しやすく管理もしやすいです!
「見せる収納」派でなければぜひ!
ゴミ箱を隠す
収納棚を作る際に、ゴミ箱を兼ねた大きめの引き出しのようなスペースをぜひ用意したかった…。
イメージはこんな感じのクチバシみたいなやつ。

我が家は広めのキッチンの割に、ゴミ箱を置く場所がありません…。
というか見た目がスマートじゃなくなるので置きたくないな…と思っているうちに、ただのゴミ袋を洗濯バサミで引き出しの取っ手にくくりつけるという最悪のインテリアになっています😂
浴室

横長の鏡、意味ない
我が家の浴室の鏡は、画像のような横長スタイルになっています。
シャワー派の方は特に注意。椅子を使わず立ちっぱなしなので、鏡に映るのは常に自分の下半身だけです😂
また、浴槽に浸かっているときに鏡を見る必要性を感じません!
シャワー中に立っても座っても姿が見られるように、縦長の方がおすすめです。
カウンター使わない
シャワーの下に設置されているカウンターは、先ほどの画像のようにフラットなものがおすすめです!
うちのカウンターは、中に何が入ってるのか知りませんが無駄に厚みがあります🙄
ふと下を覗き込んだとき、めっちゃ汚れていて「うわー!」となりましたし、厚みだけでなく凹凸もあったりで掃除がとにかく面倒でした。
ちなみに、このカウンターにはまったくモノを置いていないので、何なら無くてもよかったです!その理由は次項に続きます👇
タオル掛けを有効活用
浴室には最初から横長のタオル掛けが設置されていたので、そこにシャンプー類を袋のまま吊るしています。
お陰で、カウンターに置いたシャンプーボトルの底がぬめぬめしたり、面倒な詰め替え作業をする必要が無くなります!
タオル掛けはあとから吸盤でくっつけてもいいかもしれませんが、あって損はないのでシャワースペースに設置しておくといいと思います。
私が使っているのはこちらの「詰め替えそのまま」という商品です。👇

タイルの目は粗い方がいい
続いて、浴室の床に関してですが、タイルの目が細かければ細かいほど、隙間にピンクカビが溜まります。
ブラシで掃除する時も目が多いから時間がかかるんです~😭
ちなみに、床の色はグレーなので、白よりもカビが目立ちにくいのはよかったなと思います。白はダメですよ…!
トイレ
壁は黒っぽい方がおすすめ
単純に、黒い方が汚れが目立たないためです。
我が家はトイレが2つあり、一方は壁が黒、もう一方は白ですが、やっぱり白い壁の方が汚れが目立ちます。
誰も立って用を足さないのに、なぜか汚れてくるんです😫
壁の素材は選べるなら、ぜひ「防菌」「防臭」にしてください!
タンクレスにするかどうか
続いてタンクに関してです!こちらも我が家の場合は、タンク有りと無しが1つずつ、という形。
タンクレスの方はトイレに小さな手洗い場があるため、タンクが必要ありません。
手洗い場は来客以外使っていませんが、逆に言えば、来客が使うならトイレ内に手洗い場かタンクが必要というわけですね。
タンクレスの方が見た目は明らかにスタイリッシュです。掃除も楽。私はタンクレス派です!
なんだかタンクがゲシュタルト崩壊してきましたね、すみません😂
玄関
靴の収納スペースはできるだけ多く
靴を収納する場所は十二分に用意しておいた方がいいです!
靴はヒールがあるだけでもかさばります。
ひと昔前に主流だった、低めの台に鍵を置くスペースがある靴箱、ありますよね。
もはや台は要らないと言ってもいいくらい、そのスペースを靴にまわした方が有効だと思います。
ぜひ、天井までズドーンとある高い収納タイプを選んでください!
全身鏡の位置
特に女性の皆さま、絶対に靴込みでのコーディネートをチェックしたいですよね!
というわけで玄関に全身鏡を設置する場合は、靴を履いた状態で鏡を確認できる位置がおすすめです。
うちは靴箱の扉が鏡を兼ねているタイプです。
その鏡の位置は、玄関の段差をまたいだ中途半端な場所に…💦
そして鏡が玄関側と逆に開くため、靴を履いた状態では見られないのです😂
センサーライトをつける
自動で明かりが点くセンサーライトを、玄関の外と中の両方に設置しておくとめちゃくちゃ便利ですよね…
夜の暗いとき、荷物で手が塞がっているとき、電気が自動で付いてくれたなら!といつも思います。
外の方はホームセンターで後付けライトを設置することもできますが、元々あるライトがセンサーになっている方が断然スマートなので、今から家を建てるならぜひ検討してみてください!
注文住宅の後悔ポイントとよかったこと まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました😊
参考になるところはありましたでしょうか。
注文住宅ってこだわりだすとキリがないですよね。
かと言って無限にお金をかけられるわけではないのでバランスが難しいと思いますが、どうか愛着のあるマイホームに仕上がりますように…!
最後に本ページで書いたことをまとめておきます。
- リビング
- 窓、ソファー、テレビの位置関係を考えておく
- リビングは20帖くらいあるとQOLが上がる
- クローゼット必須
- キッチン
- 料理中もテレビが見たい
- シンク近くにコンセント必須
- とにかく収納スペース
- ゴミ箱を隠す
- 浴室
- 横長の鏡、意味ない
- カウンターは使わない
- タオル掛けを有効活用する
- タイルの目は粗い方がいい
- トイレ
- 壁は黒っぽい方がおすすめ
- タンクレスか洗い場か
- 玄関
- 靴の収納スペースはできるだけ多く
- 全身鏡の位置
- 内外にセンサーライトをつける