トラベルシステムとは?
新生児から使えるチャイルドシートとベビーカーがセットになった商品で、それぞれを合体させて使ったり、別々に使ったりとシーンによって使い分けができます。
私が購入したのは「KATOJI (カトージ)」の「Joie i-snug」という商品です。
1歳から使えるチャイルドシートがセットになったものもありますが、チャイルドシートだけならもっと安物でもよかろうということで、今回は外しました。
チャイルドシートは出産して退院する際に赤ちゃんを車に乗せるならその日からいきなり必要になります!
てっきりクーファン(赤ちゃんを載せるかご)にでも入れて連れて帰るもんだと思っていましたから、慌ててチャイルドシートを探しましたよね…。
「新生児から使えるチャイルドシート」を検索し、エールベベが一番良さそう!という結論に行きついたのですが、なぜかトラベルシステムの存在を知ってしまい、ふりだしに戻るのでした🙄
結論から言うと、私的にトラベルシステムはおすすめできます。友人が悩んでたら一応推します。友人?いませんけどね。
これから購入を検討されている方に、使用感を参考にしていただけたらと思います✌
トラベルシステムの利用方法
Joieの公式サイトに詳しすぎる説明がありますが、ここではざっくり流れを紹介します。
チャイルドシート用のベースを車にセットしておく。
ISOFIXに対応しているタイプなら座席の差込口にはめ込むだけ!私でも楽々できました。
室内でチャイルドシートに赤ちゃんをセッティング!
ギャン泣きされることもあれば、ゆらゆらしているとご機嫌で待ってくれる時もある。
もちろん先にチャイルドシートをベースにセットしておいてもいいけど、回転式じゃないのでちょい載せにくい。
チャイルドシートを赤ちゃんごとどっこいしょと持ち抱えて、ベースにガッチャンコする。
載せるだけですぐハマるので誰でもできる。
取り外すのも簡単やけど、持ち上げて車外に取り出すのが重い。
車から降りたらベビーカーを開いて、チャイルドシートをガッチャンコする。
お姉さんのように颯爽とお散歩をやってのければトラベルシステムは使いこなしたも同然。
トラベルシステムのメリット
移動時に起こさず済む
トラベルシステム購入の決め手になったのはこれ!
普通ならチャイルドシートから降ろす時に抱きかかえますよね?車に揺られて( ˘ω˘ )スヤァの赤ちゃんも、まあ起きますよね?床に降ろす時なんて必ずお泣きになりますよね?
私は赤ちゃんの泣き声に耐えられるメンタルを持ち合わせていない自信があったので、極力静かに寝ていていただけたらありがたいということでトラベルシステムに頼ることにしました。
これがマジで助かった!帰宅して、チャイルドシートごと降ろして、スーパーで買ってきた食材を冷蔵庫に閉まっている間も寝ててくれるなんて…!
飲食店に持ち込める
そして個人的にこれが一番助かりました!
起こさないで移動できる=寝かせたまま飲食店に行ける~!!
むしろ、トラベルシステムが無かったらどうやって連れていくのか?起きたままベビーカー?泣いたら抱っこで食事するのか?いやそもそも外食を諦めるのか!?
「出産したらもうラーメン食べに行けないんだ…!ウワァアアン」と夫に泣きついたこともありましたが、私はトラベルシステムのお陰で外食を諦めずに済みました。
最初は「こんなでっかいもん持ち込んで変に思われへんかな…」と心配でしたが、一度持ち込めば慣れます。まあキャリーバッグとかその辺を持ち込むくらいの感覚で行けば大丈夫です。ってかベビーカーの方がでかいやんけ。
座敷なら楽勝で置けるし、ソファーや椅子にも置けます。お店によってはたまーにソファー席の幅に収まらないことも。
とにかく寝てもらうために無意味にドライブしたり、食事中に起きてしまって結局抱っこせざるを得ない時もありましたけどね…
ベビーカーはチャイルドシートがサイズアウトしても使える
チャイルドシートは1歳頃までしか使えないサイズ感ですが、ベビーカーの方はチャイルドシートを使わなくなった後もB型ベビーカーとして長く使用できるので無駄になりません。
ショッピングカートに載る
これは知人のトラベルシステムユーザーさんから聞いた話で、私自身は未検証です🙇
スーパー等のショッピングカートの上の部分にチャイルドシートがぴったりはまるんだそうな。知人いわく「規格が決まっているのでは」とのこと。ええ…偶然やろ…(心の声)
ショッピングカートの下の部分に買い物かごが置けるので、買い回りがとても楽になるそうです。確かに!!
賛否両論あるかもしれませんが、私は安全を担保できるなら載せてもいい派です!
だって、かごを持つのは重いし、ベビーカーとショッピングカートの二刀流だって無理ですよね!?多分大谷選手でもゾロでも無理よ!
ワンオペママの辛さは第三者に分からないところもあるので、自分が楽だと思った方法は取り入れていくべきだと思います☺
トラベルシステムのデメリット
すべてにおいて重すぎる
メンヘラ彼女の話ではありません。これは私が購入したJoieの場合で、他のメーカーだとより軽いかもしれませんので重さは事前に確認してくださいね!
そもそもチャイルドシートは安全性のためにしっかり作られているので重いのは当然ですよね!それを持ち運ぼうってんだから、そりゃ多少の重さは我慢我慢。むしろ持ち運び前提なので多少は軽く設計されているはず。
女性なら取っ手部分を持つよりも、下から両手で抱きかかえるように持ち上げるのが楽です!
だがしかし、チャイルドシートだけでなく、ベビーカーも重すぎるww
我が家のトラベルシステムの重さは、チャイルドシートが3.6kg、ベビーカーは約10㎏のようです。チャイルドシートだけで新生児一人分やんけ…。これからトラベルシステムを購入する方はこれよりも軽いやつを選んでね!
また、ベビーカーの重さは「あっ階段があるわ~ちょっと持ち上げて運びましょか~」とか全く無理!なレベルです。だって10㎏やもん。チャイルドシートを支えてるんだからそりゃ頑丈な作りになるよね!
ちなみに折り畳んでズルズル引きずるのですらずっしり重みを感じます。
チャイルドシートは回転しない
チャイルドシートといえば回転するタイプがすこぶる便利と聞きますよね。私もトラベルシステム検討前は、回転式を絶対条件として探していました。
トラベルシステムはというと、基本赤ちゃんをチャイルドシートにセッティングしてから土台に装着するので、まあ回転する必要性が無いっちゃ無いわな。
で、実際の使用感としては…回転しなくても特に問題無かったです!!
一応デメリットとして挙げたものの、回転するタイプを使ったことが無いからか「まあこんなもんやろ!」って感じで普通に慣れますね。
ただ、車外から乗せ込むのは確かにしんどいかもしれません。私は主に隣に座りながらセッティングしていたのでそこまで煩わしさは感じませんでした。
チャイルドシートは1歳前後で買い替えが必要
トラベルシステムのいいところは新生児から使用できるという点です!
あんなちっちゃい新生児から乗れるんだから、やっぱり限界はよくて1歳くらいまででしょうね。お子さんの成長度合いによっては1歳まで全然もたなかったという声もあります。
Joieの場合は新生児用というのもあり背中部分がしっかりCカーブになっていて、普段どちゃくそに動き回る娘もチャイルドシートに載せるとすっごく大人しく寝てくれたりします。赤ちゃんの味方、Cカーブ。
ちなみに我が子は8ヶ月を過ぎても変わらず現役で活躍していますよ!
取り外し可能なクッションがセットされているので、狭くなってきたらそれを取ればよしなのですが、うちはまだ取らずとも載せられております。
購入前の確認事項
最後に、メリット・デメリットでお伝えしたことも含みますが、トラベルシステムを比較する上で事前に確認しておくべきことをまとめておきます。
参考までに、チャイルドシート部分が3.6㎏、ベビーカーが10㎏で、とんでもなく重く感じました。
ISOFIXの方が手軽でおすすめです!
我が家のベビーカーは持ち手が動きません。
チャイルドシートを載せたときは赤ちゃんと向かい合わせになりますが、B型として使う際は赤ちゃんと同じ方向を向くことになりお顔が見れません!
我が家のベビーカーにはついていません。あったら便利やろなと思いつつ、特に付け足したりもしていないけども。